最近、無料版の改悪しかニュースにならないEvernoteですが、Evernote使用歴10年以上のヘビーユーザーが改めて、Evernoteの良さと、代替えアプリもかなり使い込んでみた結果、やっぱりEvernoteという結論に達した理由を声高らかに、記します。
Evernoteがもうダメと言われる理由
無料版の改悪と言われますが、まず最初に挙げられます。この点については無料で使うのであれば、どのサービスも結局、無料であるが故のボトルネックが原因で利用が控えることになると思います。
Notionにしても添付ファイルの容量制限があり、写真データをアップしようとすれば、簡単に容量を超えてしまい、アップロードができなくなったりします。
それぞれのサービスを十分に利用するためには、課金するべきであり、課金をした上で対比するとEvernoteのメモアプリとしての強力さは抜きん出ています。
また、Evernoteは動作が遅いとよく言われておりましたが、今はそうではありません。ユーザーの要望によって様々な機能を付け加えていったことにより、動作が重くなっていき、特にスマホなどでその問題点が顕著になっていたことがあります。それは過去の話で、アプリケーション自体を一から作り直した結果、大変、スムーズに動作をするようになっております。また、ブラウザ版についてはもともとそこまで遅いものではありませんでした。
Evernoteの最大の利点
あくまでメモ帳であり、日々、ドンドンと増えるものであり、他のサービスでデータベースとして扱いやすいなどの利点を挙げられますが、メモ帳としてドンドン書き溜めていく前提として、全体がデータベースとして体系化していなければならないということがあります。
とりあえず、なんでもいいから書き溜めておく、相互の繋がりなどなくそれぞれが独立しているようで、一つの大きな塊となっていれさえすれば、思い出すときには、より体系化されたものより、キーワード検索の方が早く簡単に結果を得ることができます。
チームで情報を蓄積するためには体系化されたシステム全体の構築があってしかるべきですが、その前提がなく、あくまでデータ集約する先としてEvernoteは優れていて、そのデータ(ノート)をひと塊として集約できるノートブックという機能があるわけです。