2023年 おすすめの短縮URLサービス

ZoomなどのWeb会議システムなどで長いURLが表示され、メールのフォーマットを崩したくない、見た目が悪いなどの理由で、短縮URLを利用している人もまだまだいらっしゃるかと思います。悪質なサイトへ誘導される可能性があるなどして、今では使わなくなった人もいますが、2023年でも、まだまだ利用価値の高い、短縮URLのサービスをもう一度、考え直してみます。

短縮URLとは?その仕組みは?

短縮URLとは、文字列の長いURLを短く変換したURLのことで、元となる、長いURLから、短いURLに変換してくれるサービス(多くの場合、無料で)は様々あります。

Googleで検索した結果や、Amazonの商品リンク、日本語がURLの中に含まれるものなどを誰かに共有しようとすると、すごく長いURLをSNSや、メールに貼り付けることがあったりします。

最近では、一部サービス(Twitterや、YouTubeなど)では、URLを共有しようとすると自動的に短縮URLを表示してくれたりするサービスもあります。自分で任意のURLを短縮するには、下記のサービスを利用する必要があります。

このようなサービスの仕組みは簡単で、上記、例のhttps://bit.ly/xxxxx/であれば、前半のhttps://bit.ly/ から、サービスのサーバーにアクセスし、後半のxxxxx/ の部分で短縮された文字列と、データベース上から一致させたり、暗号化のような法則で、短くしたものを元に戻した上で、そのURLをアクセスした人に返して、元通りになった、URLから、元の長いURLへ再度アクセスする仕組みです。

代表的な短縮URLサービス

Bitly(ビットリー)

URL:https://bitly.com/

言語は英語のみですが、登録(Sign Up)をして、ログインをすれば簡単に利用できます。有料サービスもありますが、短縮URLを利用するだけであれば、1か月あたり10回までは無料で利用ができます。有料サービスに登録をすれば、様々なツールを使えますが、無料でも十分利用可能なサービスです。

Googleの短縮URLのサービスがなくなり、現在、一番有名なサイトになります。以前は無料でももっと使えたのですが、少しずつ条件が厳しくなってきています。一番有名サイトなので、最初に紹介しましたが、以下もおすすめです。

00Min(ゼロミン)

URL:https://00m.in/

日本で運営されている数少ない短縮URLサービスです。長いURLを「https://00m.in/+5文字」のURLに変換することができます。無料サービスでは日本からのみ対応しているおり、海外から利用する場合には、有料サービスの登録が必要です。

短縮URLの発行だけであれば、サイトの上部にURLをコピペするだけで発行できます。短縮URL発行後、すぐにQRコードも作成できます。効果測定などを求めないユーザーであれば、一番おすすめできるサービスです。

TinyURL

URL:http://tinyurl.com/

こちらも、言語は英語になりますが、直感的にご利用いただけます。画面左上にURLをコピペし、ShortenURLをクリックすれば短縮URLを発行でき、URLのコピーや、QRコードの発行ができます。

短縮URLのみであれば、十分使えるサービスになります。そのほかの効果測定機能を利用するには有料サービスの登録が必要になります。

短縮URLのメリット

レイアウトが崩れない

メールの本文にURLを記載する際に、URLに日本語が入っているものを貼り付けると、さらに長いURLが表示されるなどして、全体のレイアウトが崩れてしまい、気になる方もいらっしゃると思います。

また、パソコンだけでなく、スマホなど画面が小さいものでは、長いURLだとほかの部分が見えなくなってしまったりするので、見やすさを追求するにはおすすめのサービスです。

文字数制限のでも表示を短くできる

Twitterなど文字数制限があったSNSでは、本文をすべて表示するわけではないので、冒頭にURLが貼ってあると、そのあとの文字がまったく表示されず、ユーザーに意図が伝わらないこともあります。短縮URLを使えば、必要な情報を表示することもできます。

アクセス解析にも使える

アクセス回数を確認できるようにすれば、どのサービスでもかなり精密に結果が分かります。SNSへの投稿では、表示回数と、アクセス回数を比較したりすることもできるようになります。

短縮URLのデメリット

悪質サイトへの誘導を警戒される

リテラシーの高いユーザーだったり、人によっては短縮URLを怪しいものと警戒する方も少なからず、いらっしゃいます。これは、以前から、フィッシングサイトなどの悪質サイトが短縮URLを利用し、ユーザーを意図しないサイトへ誘導するなどの手法を利用していたので起きる問題です。

サービスを提供する側も様々な方策で対応していますが、いたちごっこで、悪知恵を使う人は様々な方法を試みていますので、そのような危惧を持たれる方が一定数いることを理解したうえで、利用をお勧めします。

表示速度が遅くなる(ほんのわずか)

ほんのわずかですが、短縮URLのサーバーを経由する分、本来のサイトへのアクセスが遅くなります。また場合によっては短縮URLのサービスを行っているサーバーに異常があれば、アクセスできない、転送が遅くなってしまうこともあります。

サービス終了でリンク切れの可能性も

短縮URLはサービスを提供する側あっての転送ですので、運営側がサービスを終了してしまえば、転送されず、リンク切れの状態になる可能性があります。Googleの短縮URLサービスは作成されたものについては、まだ利用可能な状態ですが、それもいつか終わる可能性がありますので、その点を注意してください。

長期的な視点でリンクをされる場合は、やはり、直接リンクを貼るようにするなどの工夫も必要です。

迷惑メール判定されやすくなる

メールサーバー側のスパム判定や、ウィルス対策ソフトなどで場合によっては、迷惑メールとされてしまう可能性があります。

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