「気になるWebページやAmazonの商品リンクを友達に送ろうとしたら、画面を埋め尽くすような怪しい長文URLになってしまった」「SNSやチャットツールでリンクを共有したいけれど、文字数が多すぎて不格好……」「対面や紙のチラシでWebサイトを紹介したいけれど、どう共有すればいいか分からない」
ネットで素敵なページや役立つ情報を見つけて誰かに共有しようとした際、URLが何行にもわたって途方もなく長くなってしまった経験はありませんか?日本語が含まれるURLや、パラメータ(追跡用コード)が付与されたリンクは、コピー&ペーストすると「%E3%81%82…」といった意味不明な暗号のような英数字に変換され、一気に長くなってしまいます。
長すぎるURLは見た目が不格好なだけでなく、受取人に「怪しいサイトかも……」と警戒されたり、途中で改行されてリンクが途切れてしまったりする原因になります。
この記事では、長すぎるURLをスッキリスマートにする「URL短縮」と、スマホ共有に最適な「QRコード化」の手順を、ブラウザの標準機能や無料Webツールを使って分かりやすく解説します!

1. なぜURLはあんなに長くなってしまうのか?
具体的な解決策を見る前に、そもそもなぜURLが長くなってしまうのか、その理由を簡単に知っておきましょう。主な理由は以下の2つです。
- 日本語(マルチバイト文字)のパーセントエンコーディングインターネットの仕組み上、URLには半角英数字や一部の記号しか直接使用できません。そのため、Webサイトのタイトルやカテゴリ名に「日本語」が含まれている場合、ブラウザが自動的に「%E3%81%82…」のような特殊な記号(パーセントエンコーディング)に変換します。これが爆発的にURLを伸ばす最大の原因です。
- トラッキング用パラメータの付与AmazonなどのECサイトやWebメディアのリンクには、どのSNSからアクセスされたか、どのキャンペーン経由かを測定するための「識別コード(パラメータ)」が末尾に長く付与されています。
これらの不要な情報や長すぎる文字列を削ぎ落としてスマートにする技術が「URL短縮」と「QRコード化」です。
2. 【標準機能】専用ツール不要!ブラウザで一瞬で「QRコード化」する方法
対面での共有や、スマホからスマホへサッとリンクを渡したい場合、最も速くて確実なのが「QRコード化」です。実は、今お使いのWebブラウザ(Google ChromeやMicrosoft Edgeなど)には、標準でQRコード作成機能が備わっています。
【PC編】Google Chrome / Microsoft Edgeでの手順
- QRコードにしたいWebページを開きます。
- アドレスバーの右端にある 「共有アイコン」(またはアドレスバー内を右クリック)をクリックします。
- メニューの中から 「QRコードを作成」 を選択します。
- 画面上にQRコードが瞬時に生成されます。そのまま 「ダウンロード」 ボタンを押せば、画像ファイル(PNG形式)として保存できます。
画像として保存しておけば、LINEやメールに添付したり、提案書やポスター、名刺などの印刷物にそのまま貼り付けたりすることが可能です。
【スマホ編】iPhone(Safari)/ Android(Chrome)での手順
スマートフォンでも、共有メニューから一瞬で作成できます。
- iPhone(Safari)の場合:画面下の共有ボタンをタップ > メニューから「QRコードを作成」(またはショートカット作成)を選択。
- Android(Chrome)の場合:画面右上の3点リーダー(…)をタップ >「共有」>「QRコード」を選択。
作成されたQRコードを目の前の相手にそのまま画面で見せてスマホカメラで読み取ってもらうだけで、URLを送る手間すら省けます。
3. 【無料Webツール】文字数制限も安心!長すぎるURLを短縮する手順
SNS(Xなど)の文字数制限に収めたい時や、メール本文でスッキリ見せたい時は「URL短縮サービス」を利用するのがベストです。
代表的な無料ツールである「Bitly(ビットリー)」や「t.co(X自動短縮)」、国産の無料短縮ツール(「is.gd」や「URL短縮なう」など)を使えば、どんなに長いURLも数秒で20文字前後のスッキリしたリンクに変身します。
URL短縮ツールを使った基本の3ステップ
- 短縮したい長いURLをコピーします。
- 短縮サービス(例:
is.gdやbitly.comなど)のWebサイトにアクセスします。 - 変換窓にURLを貼り付け(ペースト)し、「Shorten(短縮)」 ボタンをクリックします。
これだけで、
のような極小のURLが発行されるので、それをコピーしてLINEやメール、SNSに貼り付けるだけです。
4. 比較で一目瞭然!「そのまま」と「短縮・QR化」の違い
長さがどれほど変わるのか、実例で比較してみましょう。
| 状態 | URL表示例 | メリット・デメリット |
| 元の長いURL |
| × 画面を圧迫、途中で改行されてリンク切れの危険あり |
| URL短縮ツール適用 |
| 〇 わずか15〜20文字程度!見た目が非常にスッキリ |
| QRコード化 | (画像として保存・共有) | 〇 カメラをかざすだけで開ける!紙媒体や対面共有に最強 |
5. URL短縮&QRコード化を利用する際の注意点とマナー
非常に便利な機能ですが、ビジネスや日常で使う際にはいくつか知っておくべき注意点があります。
① 銀行や決済など「セキュリティが厳しい場面」での短縮URLは避ける
短縮URLは、元の遷移先Webサイトが隠れてしまうため、フィッシング詐欺や悪質なサイトへの誘導に悪用されるケースがあります。そのため、銀行口座の案内、決済ページ、契約書などの重要なやり取りでは、短縮URLを使わず元のURL(またはハイパーリンク機能)を使用するのがマナーです。
② 短縮サービスの「サービス終了」リスクを考慮する
短縮URLは、その短縮サービスを提供している会社のサーバーを経由して元のページへ転送されます。万が一そのサービスが終了してしまうと、発行した短縮URLはすべてアクセスできなくなってしまいます。ポスターや本など「長期間残る印刷物」に載せる場合は、短縮URLではなく自前のドメインのURLか、直接QRコード化したものを掲載するのが安全です。
③ メールアプリの「ハイパーリンク機能」も活用する
PCでメール(OutlookやGmail)を送る場合、文章に直接リンクを埋め込む「ハイパーリンク機能」を使えば、URL自体を隠してスッキリ見せることができます。
- テキストを選択 > キーボードの
Ctrl + K(MacはCmd + K)> 表示された枠にURLを貼り付け。例:「[詳細はこちらのページをご覧ください]」の文字自体をクリックできるように設定。
まとめ:相手にやさしいリンク共有でコミュニケーションをスマートに
WebページのURL共有は、ほんの少しの工夫で相手の受け取りやすさがガラリと変わります。
【本記事のポイント復習】
・画面を埋めつくす長いURLは、パーセントエンコーディングやパラメータが原因!
・対面共有や印刷物には、ブラウザの共有メニューから「QRコード化」が最速!
・SNSやメールで文字数を削りたい時は「URL短縮ツール」を活用!
・PCメールなら「Ctrl + K」でテキストにリンクを埋め込むのも超スマート!
相手がスマホで開くのか、PCで開くのか、紙で見るのかに合わせて「URL短縮」と「QRコード化」をサッと使い分けられるようになれば、あなたのデジタルでのコミュニケーション能力は格段にアップします。
次に長いURLを共有する機会があったら、そのまま貼り付ける前にぜひ「QRコード化」や「URL短縮」を試してみてください!



