Excel オンライン版でできないこと

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先日、マイクロソフトのofficeのオンライン版、”Office Online”を”Office”に名称変更をするというニュースを目にしました。

https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1198095.html

 名称変更でOnlineがとれたということは、オンライン版の各種Officeソフトの機能が”強化”されたのか?実際に利用して確認をしましたが、やはりまだ出来ないことが多いです。

 でも、Microsoftのアカウントさえあれば、Officeソフトがいつでも利用できるオンライン版は便利なこともあります。ここではExcelのオンライン版(無料版)の出来ないことをまとめました。まったくできないこともありますが、問題の対応方法があるものもありますので、参考までに対処法を記載しています。

同一セル内でフォントの書式設定を変えられない

 通常のExcelであれば、セル内の文章の一部の文字だけ色を変えることができます。

 動画では一部だけ選択して色の変更をしようとしても、全体の色が変わってしまいます。文章の作成であれば、Wordでやるんだ!と言わんばかりの仕様になっております。

 データを入れグラフを作ったあと、注釈を書き込み、特に注意を惹きたいところの文字は赤文字にしたりしますが、それができません。

F4キーの絶対参照が使えない

 絶対参照というのは、計算式の中で、参照するセルの文字と数字の前に”$マーク”を入れる作業のことです。通常のエクセルであれば、F4キーを押すことによって”$マーク”を文字・数字の前に自動で入力ができます。この場合は、入力する際に手入力で$マークを入れて対応できるので、機能として絶対参照が使えないわけではありません。

シートの表示倍率が変更できない

 通常のExcelであれば、画面の右下に拡大率が表示されていたり、倍率の変更ができますが、オンライン版のエクセルではシートの表示倍率は変更できません。通常版であれば、Ctrlキーを押しながら、マウスのスクロールボタンを動かすだけで表示倍率が変更できますが、この作業をしても、変更されるのはブラウザ全体の表示倍率になります。表示倍率をあげると、画面上のメニューなども大きくなってしまいます。表示倍率を下げて、入力したシート全体を確認をすることもできません。

画像はCtrl+Vキーなどでは貼り付けられない

 文字や計算式を貼り付けるために、Ctrl+Vキーは使えますが、フォルダの画像データをコピーして、Excelのオンライン版の画面上でCtrl+Vキーで貼り付けをしようとしても貼り付けられません。画像が全く貼り付けられないわけではなく、クリップボードを利用した貼り付けができないということです。画像の貼り付けを行いたければ、メニューの中にある、〔挿入〕→〔画像〕から、貼り付けたい画像を選択すれば挿入できます。

マクロの編集・VBAが使えない

 マクロ機能やVBAが使えないと言っても、多くの方が関係ないと思われるかもしれませんが、仕事上で利用しているデータの中には、マクロ機能やVBAを使っているデータがあるかもしれません。そのデータをオンライン版のExcelで開くと、ファイルが壊れて使えなくなるかといえばそうではなさそうです。マクロやVBAに関しては一切使えないオンライン版なので、その部分に関しては何も手を付けないようです。

CSVファイルは開けない

 データが軽くなったり、多くのアプリケーションで開けて便利なCSVファイルですが、オンライン版のExcelでは読み込むことができません。この場合の対処法としてはCSVファイルをExcelのファイル(xlsなど)に変換してくれるフリーソフトがありますので、そちらで一度、変換してから開くということになります。

保存先がOneDrive上のみ

 オンライン版のOfficeソフト全てに共通していますが、保存先はOneDrive内に限られます。もし、PC上の他のフォルダに保存したい場合は一度、OneDrive上に保存した後、ダウンロードして保存をしたり、OneDriveのアプリケーションをPCインストールして、OneDriveのフォルダをPC内にも作り、そこからコピペすることになります。

フォントが追加できない

 オンライン版のExcelではフォントは50種類ほどが利用できますが、日本語フォントとしては、「MS ゴシック」、「MS 明朝」、「メイリオ」、「游ゴシック」、「游明朝」などの一部に限られます。使えないフォントで作られたデータに関しては、フォントは似たものに変わってしまいますので、ご注意ください。

Excel オンライン版は使えるのか?

 できないことはまだまだありますが、ブラウザのみで、無料でつかえるようになり、以前は使えなかった機能ができるようになっていたりしますので、かなり進化してきています。ブラウザの中で制約もありながらここまでできるようになってきたので、今後、ユーザーの希望よって様々な機能が追加されれば、更に使い勝手も良くなっていくんだと思います。Excelは簡単な使い方しかしないという方であれば、十分使える内容になってきていると思います。