逆転の発想!Evernoteが重いと言うなら。Windowsをやめちゃおう。

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 Evernoteの使い勝手は間違いないのですが、よく言われるのが、動きが重い。ちょっと古いパソコンだと使いづらい。と…。パソコンを買い替えれば良いじゃんって言うのは当たり前ですが、今使っているパソコンに愛着があったり、そうは言っても、やっぱり買い替えにはお金が掛かる。

 何とか我慢して使い続けていますが…みたいな事を書くEvernoteファンもいらっしゃいますが、コロンブスの卵的発想を思いつきました。パソコンを買うのはお金がかかるが、OS だけならお金はかからない!Windows 11が出る、このご時世にWindows7やWindows8にダウングレードしてもしょうがない。

 Evernoteを使うにあたって、ボトルネックは「パソコンのスペックが足りない!」とよく言われますが、パソコンのスペックが足りないのは、使っているOSが求めるパソコンの能力が高くなってきているからです。逆にいえば、ちょっと古くなってしまった、パソコンでも動くOSにすれば良いわけです。

Linuxがあります!

ん?

と思われる方も多いと思いますが、Linuxってよくわからない方も多いと思いますが、僕も以下、簡単な説明くらいしかわかっていない状況でもなんとなく使えております。

 そんなわけで自分が目をつけたのが、Linuxの一つUbuntuというOSです。Linuxという大きな括りの中で、開発している企業・団体によって様々な種類があります。その一つ一つをディストリビューションと言います。英語で、「distribution」=分布、配布という意味のようです。

 MacOSやWindowsは、それぞれ、AppleとMicrosoftという一つの企業が開発&販売をしていますが、LinuxはOSの中心部分のカーネルは一つですが、そこに付け加えている部分が様々な企業・団体が独自に開発をしていますので、様々な系統が生まれています。

 有償・無償に様々な形のディストリビューションがあり、それぞれいろいろな特徴があります。例えば、なるべく動作を軽くするために、無駄なものは省いたディストリビューション、HDDを使わず、利用でき、CD-ROM一枚(640〜700MB)に収まるように作っているもの、MacOS風、Windows風にアレンジしたものなど、様々なものがあります。

 Linuxの説明については様々な情報がありますので、興味を持った方はそちらで調べていただくとして、ここでは僕が実際にUbuntuでEvernoteを利用している環境(パソコンのスペック、ネットワーク環境)を説明させていただきます。Ubuntuを入れてみたパソコンは以前、紹介をした富士通製のタブレット型PCのArrows Tab Q704Hという機種です。大まかスペックは以下の通りです。

【Fujitsu ARROWS Tab Q704/H】
 CPU:Intel Core i5-4300U(最大2.9GHz) 2コア/4スレッド
 ディスプレイ:12.5インチ(フルHD1920×1080)
 サイズ:980g (310mm×200mm×11.9mm)
 メモリ:4GB(オンボード 増設不可)
 HDD:128GBフラッシュメモリディスク

 メモリ容量が4GBしかなく、増設ができない機種です。分解すれば交換できないかと調べてみましたが、駄目な機種でWindows10 Proを利用しようとすると、どうしても動作がモッサリとしてしまうパソコンになります。動かないことはないですし、YouTubeで動画も見れます。オフィスソフトの互換ソフトも問題なく使えるのですが、一度に複数のことをしようとすると、どうしても遅くなり、動きが悪いと感じることがあります。CPUは、動画の編集など、重い処理をしない限り、全く問題がないので、メモリの問題です。

今回、入れ替えたOSのUbuntuは下記のものになり、推奨スペックは下記の通りです。

Ubuntu Desktop 20.04.3 LTS版【LTS:long-term support(長期サポート)】
推奨システム
 2GHzデュアルコアプロセッサ以上
 4GBシステムメモリ
 25GBのハードドライブ空き容量
 DVDドライブまたはUSBポート(インストールメディアとして使用)
 インターネットアクセス(推奨)

Ubuntu公式サイト

https://ubuntu.com/

 Windows10 ProでYouTubeが見られると言いましたが、1080pのHD画質で見ていると、時々、動きが遅くなることがあります。Ubuntuにすると、体感として軽くなったように思います。メモリについては、Windows10Proでも、必須スペックは同じ4GBですが、Ubuntuのほうがメモリの使用する量が少ないのではないかと思います。

一つのパソコンにWindowsとLinuxの両方を入れてどちらも使えるようにできるようですが、普段使いのWindowsパソコンはもう一台あるので、Windowsを残すことなく、まっさらにして、Linuxのみをインストールして利用しております。インストールするのに、DVDドライブか、USBポートが必要です。

インターネットからダウンロードしてきた、Ubuntuのインストール用のデータをDVDに保存するか、8GB以上のUSBメモリを利用してインストールします。僕の場合は、外付けドライブはありますが、DVDに保存するのが面倒なので余っていたUSBメモリからインストールをしました。

 Evernoteについては、公式なアプリが提供されていますが、正式版ではないので、小さな不具合や、ちょっとしたできないことがあるかもしれないというくらいのものにはなります。ブラウザ上で利用する、Web版ではなく、インストールして使っていますが、Windowsのときに使っていたアプリより動作は軽快で使いやすいです。また、Windowsのときと同様に、増えすぎてしまった、ノートブックを移動すると中身のノートの表示までにタイムラグがありますが、WIndow版のときよりも時間がかかっていないと思います。

どちらかというと、回線速度の問題で表示までに時間が掛かる印象です。ノートブックを切り替えるたびにデータをダウンロードしているようで、ノートの数が多くなったり、画像や、動画を保存しているようなノートが多いものだと、開くまでに時間がかかります。

 Ubuntu自体、Linuxの中でパソコンのスペックを必要としないものでもないので、もっと動作の軽いディストリビューションのものを使えば、さらに快適になるかもしれませんが、最初の設定をあれこれやる必要があったりするようなので、一番、わかりやすく、すぐに使えそうなUbuntuにしました。Linuxに詳しい方や、これからじっくりと勉強をしていきたいという方であれば、別のものを使い、さらに動きの軽いものを探求するのも良いかもしれません。