【Evernote】PersonalからAdvancedへ強制移行の通知が来た!

「ついに、我が家(のパソコン)にもあの通知が来てしまいました……」

長年、Evernote(エバーノート)を愛用してきた有料プラン「Personal(パーソナル)」のユーザーの皆さま、最近メールボックスやアプリの画面で“ある重要なお知らせ”を目にしませんでしたか?

そう、「次の更新(私の場合、この7月中)をもって、プランが『Advanced(アドバンスド)』に自動変更されます」という、あの非情とも言える通知です。

無料プランの制限が厳しくなったときも、「まあ、私はPersonalで有料課金しているし関係ないか」と高みの見物を決め込んでいたのですが、ついに既存の有料ユーザーにも大きなメスが入ることになりました。

正直なところ、通知を見た瞬間は「えっ、嘘でしょ……乗り換えなきゃダメか?」と頭を抱えました。しかし、カレンダーの7月の更新期限が迫る中、冷静になってメリットとデメリットを天秤にかけ、他のツールへの引っ越しもシミュレーションしてみたのです。

その結果、私の出した結論は「悔しいけれど(笑)、やっぱりAdvancedになってもEvernoteを使い続ける!」でした。

今回は、PersonalからAdvancedに変わることで何が変わるのか、その利点と欠点を整理しながら、私がEvernoteと心中する(大げさですが!)と決意した理由を語りたいと思います。

何が変わる?Advancedプランへの移行で直面する「最大の欠点」

まずは、誰もが一番に気になる「欠点(デメリット)」から目を背けずに見ていきましょう。今回の移行において、ユーザーにとってのハードルはほぼこれに尽きます。

最大の、そして唯一にして最強の欠点は、「料金の大幅な値上げ」です。

これまでPersonalプランを年払いで利用していた場合、近年の値上げを経ても、多くのユーザーにとって「まぁ、これだけの機能があるなら必要経費か」と思える範囲の価格でした。

しかし、Advancedプランに移行すると、価格は月額換算で約1,491円、年払いにするとなんと「17,899円(税込)」という大台に乗ってしまいます。

「ノートを取るアプリに年間で約1万8000円」と考えると、サブスクリプションサービスが溢れる現代において、かなりの固定費負担になります。NetflixやAmazonプライムビデオなどのエンタメ系サブスクよりも高額になってしまうため、お財布へのダメージは決して小さくありません。これが、多くのユーザーが「他ツールへの引っ越し」を本気で検討する最大の理由です。

逆に何が良くなる?Advancedプランの「見逃せない利点」

一方で、ただ料金が高くなるだけではありません。Advanced(上級・高度)という名前の通り、これまでのPersonalでは制限されていた領域が「完全解放」され、文字通り「最強のEvernote」が手に入ります。

◎ 利点1:「ノート数」も「容量」もすべてが無制限に!

Personalプランでも月間のアップロード容量(10GB)はそれなりにありましたが、1世代前のプランから蓄積しているパワーユーザーの場合、全体の「総ストレージ容量」や、作成できる「ノートブックの数(Personalは250個まで)」、「タグの数(Personalは10,000個まで)」の制限を気にしながら使っていた方もいるのではないでしょうか。

Advancedプランになると、これらがすべて「無制限」になります。

ノートの上限数も、ノートブックの数も、ファイルストレージ全体の容量も一切のキャップが外れます。これにより、「これは容量を食うから添付するのをやめておこう」「ノートブックが増えすぎたから整理しなきゃ」という、日々の小さなブレインパワー(脳の無駄遣い)が完全にゼロになります。

◎ 利点2:新世代の「AI機能」がフルスペックで使える

最近のEvernote(v11以降)が特に力を入れているのが、最新のAI技術の統合です。Advancedプランでは、以下の強力なAI機能が制限なしで利用可能になります。

AIアシスタント(AIコンパニオン): 大量の過去ノートから、必要な情報をAIが瞬時に要約・検索してくれます。

セマンティック検索: 「去年の秋にもらった、あの機材の領収書」といった、あやふやな自然言語での検索が格段に賢くなります。

音声・動画の文字起こし(Transcribe): ノートに添付した音声や動画を自動でテキスト化してくれる機能で、議事録作成などが劇的に効率化します。

これらは単なるメモ帳ではなく、自分の記憶を拡張した「セカンドブレイン(第2の脳)」として、Evernoteを機能させるための強力な武器になります。

それでも私が「使い続ける」と決意した3つの理由

利点と欠点が出揃ったところで、ここからは私の本音です。

年間約1万8000円というコストを支払ってでも、なぜ私がNotionやGoogle Keep、Apple純正メモに浮気せず、Evernoteを使い続けるのか。そこには、他ツールではどうしても代替できない「3つの理由」がありました。

理由1:他のツールへ「引っ越す時間と労力」がもったいない

私のEvernoteには、過去10年近くにわたって蓄積された数万件のノート、WEBクリップ、PDF、写真が入っています。

これを別のツール(例えばNotionなど)にエクスポートして移行するとなると、データの互換性の問題でレイアウトが崩れたり、添付ファイルが迷子になったりして、手動での修正に何日、あるいは何週間も取られることが目に見えています。

時給換算で考えたとき、「移行作業に費やす自分の貴重な時間やストレス」を考えたら、年間1万8000円を支払って、今の完璧に動いている環境を維持する方が圧倒的にコスパが良いと判断しました。

理由2:「WEBクリッパー」と「検索性」は今でも世界一

私は気になったブログ記事やニュース、電化製品の説明書(PDF)などを、とりあえずChromeの拡張機能「WEBクリッパー」でEvernoteに放り込んでいます。

このWEBクリッパーの優秀さと、放り込んだ後の「PDFや画像の中の文字まで検索してくれる機能(OCR検索)」の精度は、他のどんな最新ツールもEvernoteの足元に及びません。

Notionなども素晴らしいツールですが、データを「きれいに整理してデータベース化する」のには向いていても、Evernoteのように「ゴミ箱感覚で何でも放り込んで、後から超高速で検索して見つけ出す」という雑な使い方(これこそが日常のTips管理に最適)には向いていないのです。

理由3:「Advanced(無制限)」を逆手にとって使い倒せばいい

「料金が上がるなら、それ以上にEvernoteを使い倒して元を取ってやろう!」と発想を切り替えました。

これまでPersonalだからと少し遠慮していた、スマホで撮影した動画の原本データや、仕事で使う高解像度の画像資料、過去のすべての電子メールのバックアップなど、「ファイル置き場(クラウドストレージ)」としての役割もすべてEvernoteに集約することにしたのです。

GoogleドライブやDropboxの有料プランを別途契約することを考えれば、Evernoteひとつにすべてを「無制限」でまとめられるAdvancedプランは、案外リーズナブルな選択肢に見えてきます。

まとめ:7月の更新、私は笑顔で(?)お布施します!

長年連れ添ったPersonalプランとの別れは寂しいですし、値上げ通知には一瞬愚痴を言いたくもなりました。

しかし、私の日常、仕事、そしてこのブログのネタ帳として、Evernoteはすでに体の一部(第2の脳)になっています。ここをケチって日々の生産性を落とすくらいなら、Advancedのパワーをフルに解放して、これまで以上にガシガシと役立つTipsをノートに書き溜めていこうと思います。

7月の更新を迎えたら、生まれ変わった「無制限のAdvanced環境」で、さらに進化したAI機能などのレビューもまたこのブログでお届けしますね。

同じように「更新メールが来て悩んでいる」というPersonalユーザーの皆さま。引っ越しの苦労をとるか、割り切って最強の脳を手に入れるか。この記事が、皆さまの決断の参考になれば幸いです!

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